バネ指は腱鞘炎のなかの一つです
バネ指は腱鞘炎のなかの一つですが、腱鞘炎とは指を曲げる時に使われる腱を囲んでいる、
腱鞘という組織が炎症を起こすことです。
つまり、ばね指は主に母指を中心として、指の腱鞘に炎症を起こすことをいいます。
バネ指の原因
バネ指の原因として考えられるのが、第一に指の使いすぎによる炎症の発症ですが、
必ずしもそれだけではなく、女性の場合には産後や更年期などで
ホルモンバランスが乱れることにより引き起こされるケースもありますし、
関節リウマチが原因となっている場合もあります。
つまり、指の使いすぎだけがばね指の原因とはいえません。
いずれにせよばね指になった場合、正確に原因を知るということは、
他の病気との兼ね合いなど等を考慮しても重要であるといえるため、
まずはしかるべき医療機関を受診して確定診断をつけるということが最も大切です。
他の病気(糖尿病やリウマチなど)との併発によるバネ指の発症、ということもありますので、
やはりそういう観点から言ってもお医者さんに診てもらい、
原因を知った上でそれぞれの原因にあった治療を行うことが一番といえます。
また、子供のばね指の場合にはまた別の原因が考えられます。